銀行で新NISAは本当にお得！？初心者が知るべきメリット・デメリット

管理人種ちゃんの結論

銀行で新NISAを始める最大のメリットは「安心感と相談のしやすさ、始めやすさ」です。

一方でデメリットは「投資商品の選択肢が少なく、コストが高め」な点です。

初心者の方が「まずは安心して始めたい」と思うなら銀行は選択肢になります。

ただ長期的に効率よく資産形成を目指すならネット証券の方が断然有利になります。

銀行で新NISAを始めるメリット

地方銀行で新NISAを始めるメリットから解説していきます。

安心して相談できる環境

新NISAを始めたいけど、そもそもどれを選べばお得なのか不安はありますよね。

そこで登場するのが、銀行窓口で直接質問できるスタッフです。

手続きから、現在人気のある投資法など質問できるため、投資初心者でも不安を解消しやすいです。

手続きが簡単

ネット操作が苦手でも、書類ベースで申し込みができて対面のためやり方を教えてくれるので安心です。

資産の一元管理

預金や住宅ローンを組んでいる方だと同じ銀行で投資もまとめられるため、管理がシンプルになります。

地域密着型のサポート

地方銀行ではセミナーや勉強会が無料で開催されることもあり、学びながら投資を始められます。
無料セミナーは、銀行からすると預金を離したくないので顧客満足度を高めるためにも定期的に行っている銀行もあります。

銀行で新NISAを始めるデメリット

ここからは、デメリットになります。

わたしが、新NISAを始めたのが地方銀行でした。

初めての投資信託で不安だったため、窓口で相談し銀行がおすすめされた商品を投資しました。

投資商品の選択肢が少ない

ネット証券では数百本の投資信託から選べますが、銀行では数本〜数十本程度しか扱っていません。

下調べしてから、銀行窓口に相談するとその商品は取り扱いがなく違う商品を進められました。

信託報酬が高め

銀行で扱う投資信託はコストが高い傾向があり、長期投資では運用成果に影響します。

信託報酬は、投資信託の運用や管理にかかる費用です。

販売会社（証券会社等）、運用会社（投資信託委託会社）、管理会社（信託銀行等）の3者に対し支払われます。

投資家が直接に支払うのではなく、保有している投資信託から日々自動的に差し引かれるのが特徴なので日々見えない費用がかかってます。

銀行窓口に相談すると信託報酬が高めの商品をおすすめされる傾向が強いと感じました。

株式投資ができない

銀行では株式の取り扱いがなく、投資対象は投資信託に限られます。

ポイント還元が乏しい

ネット証券では投資額に応じてポイントが貯まりますが、銀行ではほとんど期待できません。
（例）
楽天ポイント　➡　楽天証券

Vポイント　➡　SBI証券

営業による商品勧誘の可能性

銀行員が自社に有利な商品を勧めるケースもあります。

特に信託報酬が高めの商品をおすすめされることが多かったです。

必ずしも投資家に最適とは限りませんので、リスクを考えたうえでご自身で納得した商品を選びましょう。

まとめ

銀行で新NISAを始めるのは、「投資初心者で対面相談を重視する人」や「ネット操作が苦手な人」にはメリットがあります。

しかし、「幅広い商品から選びたい」「低コストで効率的に運用したい」人にはネット証券の方が有利です。

私が、一番初めに地方銀行で新NISAを始めたのは、住宅ローンと一緒の銀行だったため資産を管理しやすいと思ったので簡単返事で申し込みました。

その後、色々調べた後に楽天証券に変更しました。

変更するにも新NISA口座は１つしか持てないので地方銀行を解約してから、楽天証券に申し込み翌年からの投資になりました。

地方銀行の新NISA口座を解約するにも、担当の方から「もったいないですよ。」など色々窓口で留まる様に営業されて無意味な時間を過ごして嫌な思いをしました。

対面の辛さです。
とほほほほ…。

初めから楽天証券にしとけばよかったと思いました。